【継続は力】 名もなきおじさんの人生後半戦!

生まれて半世紀が過ぎました。人生100年時代も後半戦。名もなき普通のおじさんの今持っている情報と、 これからの新たな学びや発見を気ままに発信します。

#17 【大学野球】京都大学今季2勝目 体力差はあっても戦術光る

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10月23日(土)関西学生野球 秋季リーグ戦 (わかさスタジアム京都

 

京都大学  3-2 関西学院大学

立命館大学 15-2 同志社大学

 

野球観戦が趣味でして、春と秋の関西学生野球リーグ戦を1日ずつではありますが

母校立命館の試合を見に行くのを年中行事としております。

 

春のリーグ戦の時には有観客とは言え、応援団無し、大声禁止の物々しい雰囲気。

コロナ第4波の時期だったので仕方ないと頭では理解しているものの、やはり

見ている方も心置きなく楽しめなかったし、選手達もどこか気の毒でした。

 

甲子園にしても、オリンピックにしてもアスリート達は「大会が出来ることに感謝」

と殊勝な言葉を発するものですが、そうした言葉が痛々しく感じられます。

 

さて、今秋のリーグ戦は

応援団のブラスバンドは引き続き不在ですが、応援の音楽は録音したものを使用。

マスク着用のチアリーダーが彩りを添えてくれて、春より観客も増えた感じがして

以前の風景を取り戻しつつあります。

 

試合結果は上記の通りですが、今日取り上げたいのは我が母校立命館の大勝利・・・

ではなく、

シンプルに入試を突破した選手達による京都大学

推薦を多数とっている関西学院大学に勝利・・・というニュースです。

 

京都大学は数年前には長期連敗の時期もありましたが、近年は

負けても接戦に持ち込んだり、ある年は関西学院同志社を上回って4位に入るなど

相手にとっても決して油断出来ない存在になっています。

今季は近畿大学から1勝を挙げて、ここまで1勝6敗。

 

対する関西学院大学は春のリーグ戦覇者で6月の全日本大学選手権でベスト8。

秋は既に優勝を逃しているものの、今日の先発は先日のドラフトで広島から1位指名

された黒原投手(智弁和歌山高校出身)。ヒットは打てるのか、点はとれるのか。

両チームを見比べると体格差は歴然。

 

繰り返しますが京都大学は普通に頭で入学した選手ばかりですので甲子園経験者は

おりません。出身高校を見ますと

大阪の超名門 北野高校、天王寺高校をはじめ

膳所高校、神戸高校、洛星高校、宇都宮高校など 名だたる超難関高校ばかり。

黒原投手の剛速球に対して真っ向勝負しては歯が立ちません。

カウントを取りにくるスライダーを逆方向に流す渋いヒットと相手エラーでチャンスを

作り 山口の名門山口高校出身の野田選手センター返しの2点タイムリーで逆転。

塁上で会心のガッツポーズを見せていました。

 

投手陣も洛星高校出身の先発水江投手、リリーフした膳所高校出身の水口投手、

いずれも130キロ前後の球速ながらも低めのスライダーをひっかけさせたり

高めの釣り球で空振りをとったりの頭脳的なピッチングで連打を許しません。

 

番狂わせと言うと京大に失礼かもしれませんが、野球って体力、体格、技量

だけでなく、戦術やメンタルの部分が大きいものです。

いくらピンチの連続でもここ一番で踏ん張れるか、

いくら毎回ランナーを出してもチャンスに一本出るかどうか、

圧倒的に攻めていても負けることがあります。

今日の京都大学は投打がうまくかみ合った会心の勝利だったでしょう。

 

第一試合が終わり、第二試合のグラウンド整備が進む中で

京都大学の居た一塁側のグラウンドの外から選手か応援団か分かりませんが

歓喜の声が響いていました。

 

第二試合については・・・

立命館はヒット17本で15点 同志社もヒット10本打ちましたがつながりが悪く

2点のみ。特に満塁のチャンスでの連続三振で流れを引き寄せられなかった。

私も経験がありますが野球って色んな要素が絡み合って本当に難しいです。

 

でもそこが飽きないところでもあります。