昨日6月6日 関東甲信越が梅雨入りしたその日
全日本大学野球選手権が始まりました。
昨日と今日で合計11試合。
完封試合が4試合。
11試合の総得点が61なので 1試合あたりの2チームの合計得点が5.5点。
つまり平均すると3-2くらいのロースコアの試合が多いということ。
投手戦と言えば聞こえがいいが、有り体に言えば ”打てなさすぎ” ってこと。
また、今大会は規定により応援団が禁止。控え部員などはスタンドに入っているが
大声は禁じられているためいかにも盛り上がりに欠ける大会となっています。
私は特に肩入れしているチームは無いのですが、関西在住の身としては やはり
関西地区の各リーグ代表の5大学には頑張って欲しいという気持ちはあります。
で、1回戦が終わりましての寸評です。
〇大阪商業大 2-1 富士大 (6月6日)
富士大はエース金村君と強力打線で厳しい相手だなと思っていたが、大商大
2番手上田君の快投が光り粘り勝ち。次の日本文理大戦もいけるんじゃないか。
〇佛教大 2-0 東海大 (6月7日)
本来のエースではない山本君が期待以上の好投で東海大を1安打完封。東海大は
名の通った選手が揃っているがあまり強さ感じなかった。次も東海大系列の
東海大札幌戦。好投手が渡部君が居るのでまたロースコアの投手戦必至。
●天理大 1-3 名城大 (6月7日)
天理大1点リードの8回裏 名城大伊藤君に3ランを打たれ逆転負け。
名城大は明日も連戦になるが、エース松本君をなるべく温存出来れば上位進出の
チャンス。
〇近畿大 4-2 和歌山大● (6月6日)
近大2本のホームランで快勝・・・と言いたいところだが、ホームラン以外は打線の
つながり悪く、投手陣も先発小寺君は立ち上がりは良かったが中盤は和歌山大に
押され気味。リリーフに出た大石君はドラフト候補などと言われているけど、
スピードも知れてるし、力みが目立って制球に苦しんでてもう一つな印象。
まあそもそも優勝候補には挙がってないみたいだけど、明日の亜細亜大戦は
エース久保君が投げるはずなので 近大久保ここにあり を見せて欲しいところ。
ということで ご覧の通りどの試合もあまり点が入らない静かな試合で
ヒットも少なく、もちろん連打なんて滅多になく、大学野球が注目されないのが
よく分かる・・・残念ながら。
明日は上記関西勢3校の他 1回戦シードの東京六大学代表の明治が神奈川大と対戦。
そして東都リーグ代表でこれまた優勝候補の亜細亜大と近大の対戦が楽しみです。
過去のチームに成り下がっているぞいるぞ近大 意地を見せろ!