#84 【関西学生野球】信じる心 近大逆転優勝
5/20、21、22の最終節(第8節)
三つ巴の優勝争いも勝ち点でリードする関大が有利と思っていた。しかも関大は第7節
は試合が組まれておらず休養充分。ライバルの立命、近大は第7節からの連戦となり、
疲労面が気になるところだった。
果たして結果は・・・
第7節で京大を圧倒した近大が勢いそのままに関大に2勝1分けで勝ち点をとる。
関大は必死に食い下がるも常に近大にリードされる展開で、勝ち越す力は残っていなか
った。立命も第7節関学に連勝して勢いがあったはずだが、最終節では下級生中心に
失敗を恐れない勢いを見せた同志社の前にガチガチでタイムリー欠乏症。
最後まで自分達の力を信じた近大と、
最後の最後に自分達の力を信じられなかった 関大と立命。はっきり明暗が分かれた。
関大は金丸の故障離脱に伴って勢いを失った。優勝が見えてきて守りに入った感じ。
昨秋優勝のメンバーが多数残っていて経験値の高いチームだったが、やはりそれだけで
は長丁場のリーグ戦は勝ち抜けない。
立命も同じく、第8節1回戦 目の前で関大が近大に敗れ 俄然勢いづくはずのところ
だが、今季好調だった打線がすっかり沈黙してしまった。3年優勝から遠ざかり、
現役で優勝を経験した選手はいない。2回戦も敗れて勝ち点を落とし涙を流す選手も
いるなど気合は入っていたと思うが空回りした感じだ。
近大は 昨年に続いて全日本大学選手権に出場する。
今年は投手陣が弱いと見られていたが、 試合を重ねるごとに継投パターンが確立
されてきた。常時5人くらいが登板する細かい継投で勝ち上がってきたが、実績の
少ない選手も一戦一戦自信を付けたと思う。打つ方は坂下、勝田の1,2番が出塁率が
高く、野間、榎木、白石ら中軸も段々と調子を上げてきた。
リーグ戦後半と同様に早目に援護してチームに勢いをつけたい。
昨年は打線が沈黙して初戦敗退だっただけに、今年は近大らしい攻撃的な野球で上位進
出を期待したい。
5/21 わかさに観戦に行ってきたが、観客も応援団も基本的にマスクなしで コロナ前
の活気を完全に取り戻していて本当に嬉しかったし楽しかった。
頑張れ近大! 応援がちょっと寂しいぞ 関東在住のOB/OGも盛り上げてくれ!