【継続は力】 名もなきおじさんの人生後半戦!

生まれて半世紀が過ぎました。人生100年時代も後半戦。名もなき普通のおじさんの今持っている情報と、 これからの新たな学びや発見を気ままに発信します。

#42 【卒業ソング】『巣立ちの歌』ほか 昭和から平成へ

 

卒業シーズンだけなわ

今日街を歩いていると大学生らしき晴れ着の女子学生数名とすれ違いまして、

「ああ 卒業式シーズンだな」と実感しました。

 

先日昼間ラジオをかけながら仕事をしていたところ、卒業ソングの話題になって

世代の違う出演者達がそれぞれの卒業ソングを語っておりました。

 

ちなみに51歳の私の記憶では

小学校の卒業式は 仰げば尊し ちょっと古めかしいですが定番でした。

ただ、謝恩会ではその年のヒット曲であった柏原芳恵さんの

『春なのに』を歌いました。

 

中学校の卒業式は『さよなら友よ』『巣立ちの歌』からの選択で 私達の学年は

『巣立ちの歌』を選びました。それほどメジャーではないかもしれませんが

卒業式にはピッタリの泣かせる曲です。(実際には泣かなかったですが)

 

当時は 斉藤由貴さんの『卒業』、菊池桃子さんの『卒業』、尾崎豊さんの『卒業』

など、アイドルや流行りの歌手による卒業ソングが毎年のようにリリースされて

おりました。また、その数年前には海援隊の『贈る言葉』が大大ヒットして

卒業式の大定番となっておりました。その数年前にはイルカさんのなごり雪

今の若い人は知らないかなあ・・・ナツメロの世界ですね。

個人的には斎藤由貴さんの『卒業』はとても感情移入しやすくて好きでしたし、

イルカさんの『なごり雪』はちょっと毛色は違うけれども不朽の名曲だと思います。

 

話戻りまして、高校卒業は平成元年でしたが実は卒業式の記憶が全くありません。

何を歌ったのかも全く覚えていません。ただ、みんなで選曲するとか、流行りの

卒業ソングを歌ったということはないと思います。全く記憶がありませんので。

 

いずれにしても昭和の卒業ソングが平成の卒業ソングと少し違うのは

『卒業』や『別れ』や『卒業式』そのものをダイレクトにイメージさせる歌詞が

多いことかと思います。

平成以降に発表された今どきの卒業ソングはざっくり調べた限りでは

森山直太朗さんの『さくら』のようなストレートな卒業ソングもありますが、

別れや出会い、桜などの歌詞を織り交ぜながら卒業をイメージさせつつも、

表現はどっちかと言うとあいまいで、未来への希望や不安に揺れる心を歌う

メッセージソング的な色合いが強いみたいです。

 

今の若者、まあ高校生から30代くらいまでの方で一番メジャーな卒業ソングは

レミオロメン『3月9日』だそうですが、不覚にも私この曲を知りませんでした。

YouTubeで聴いてみて、

う~ん 聴いたことあるような無いような・・・聴かせるボーカルだなあ・・・

でも待てよ、卒業っぽいキーワードが全然入ってないぞ

これって卒業ソングか??? と失礼ながら思ってしまいました。

51歳のおじさんには卒業ソングの固定観念がありますからね。

 

どっちが良いという話ではありませんが、昭和の卒業生達はこの時期に

自分の卒業式を振り返ってみて、あの頃描いた自分に成れているかちょっと

立ち止まるのもいいんじゃないでしょうか。(考えたくないかも)

 

平成の卒業生達は時代背景として、不景気で混沌とした難しい時代を生きている

と思います。卒業式の日に20歳、あるいは30歳の自分をなかなか想像しにくかった

のではないでしょうか。でも、夢を描きにくい時代だからこそ、あなた方には

現実を生き抜くたくましさが身に付いていると思います。

 

余談ですが、私は大学の卒業式は・・・出ていません。

この時期は既に下宿を引き払い、就職前の一時期いったん田舎に帰っておりました。

ただ、田舎に帰る前に卒業旅行で2週間ほど海外に行ったのを記憶しています。

充分思い出は出来たから卒業式は「もういいかな」という感じだったのでしょう。

 

卒業シーズン沢山の卒業ソングを聴き比べながら、時代の移り変わりを感じる

今日この頃でした。

 

(『巣立ちの歌』 合唱.com さんの YouTubeより引用させていただきました)

www.youtube.com