【継続は力】 名もなきおじさんの人生後半戦!

生まれて半世紀が過ぎました。人生100年時代も後半戦。名もなき普通のおじさんの今持っている情報と、 これからの新たな学びや発見を気ままに発信します。

#95 明日開幕! 東京六大学展望

 

先週 関西学生野球の順位予想をしたら

いきなり開幕節で 関大が京大に連敗で勝ち点を奪われる波乱のスタート。

いや、波乱と書いたら京大に失礼だ。試合内容は2戦とも京大の 戦略も含めての

思い切りの良さと、ボールがうまく散らばって関大打撃陣に的を絞らせなかった

京大投手陣の踏ん張り、そして焦るばかりの関大に策はなかったのか。京大のアナリス

ト達、そして近田監督の的確な指示などベンチワークの差もあったように思う。

 

もう一つのカードは 関学が近大に初戦で勝利したのでちょっと期待したが、今度は

関学がいつも通りの無策ぶりで第2、第3戦を落とし近大が勝ち点。近大のエース北見は

昨年から体格的にも、球の力もひとまわりスケールアップした印象だった。

 

まだ 始まったばかりなので もうしばらくは推移を見ることにしよう。

 

 

さて 東京六大学が明日から開幕するので評論家っぽく予想してみた

 

六大学のスター宗山が健在であれば、明治本命としたいところだが、宗山がケガで不在

(せいぜい代打で出るかどうか)とあれば話は別だ。昨秋の明治神宮大会チャンピオン

の慶応も今年は小粒でまだまだ発展途上だし、早稲田は投手力に不安・・・

 

となると、あの名門が今年は来るのかな(半信半疑)・・・

 

 

1位 法政大学

首脳陣が交代したことで意識改革が出来ているかどうか これに尽きる。

旧チームから主力が多数残っており、しかも篠木、吉鶴のダブルエースが健在とあれば

戦力的には優勝候補筆頭と言ってもいい。ただ、チームの体質的にこびりついた

甘さや雑さが僅か半年で抜けているかどうか。大島監督は助監督時代に法政の問題点

を充分感じていたはずだが果たして・・・

 

2位 明治大学

宗山の欠場は痛いが、選手層が厚いのでそこまで戦力ダウンにはならないと思う。

逆に結束力を発揮して「ケガの功名」ということになるかもしれない。

ただ、旧チームに比べて投手陣が心配。エース浅利に続く投手の実績が心もとない。

経験のある藤江あたりが第2戦を任せられれば当然優勝争いに入ってくるだろう。

 

3位 早稲田大学

印出、吉納を中心に打線は他チームに引けをとらない。ただ、昨年も優勝争いをしなが

らここ一番で打ち切れない勝負弱さが目に付いた。小宮山監督は精神野球に重きを

置いているように見えるが、どうも逆効果になっていないか。早稲田の選手は勝負弱い

そして、高校時代に名を馳せても大学で伸びないイメージが強い。

投手陣は3年の伊藤、2年の香西あたりが中心で そこそこ安定感はあると思うが、

あと2枚くらい駒が足りないように見える。

 

4位 慶応大学

日本一に輝いた旧チームも春は3位だった。主力が多数卒業した現チームは近年では

最も小粒なチームで、特に投手陣はエース外丸と2番手以降の投手との力の差が大き

く、オープン戦の結果などを見てもあまり底上げが出来たようには見えない。

ということで春はとても優勝争いは無理だとみているが、どこかと違って勝ちグセのつ

いているチームなので、秋にはそれなりに仕上げてくるに違いない。いや もし春から

優勝争いに加わるようなら堀井監督恐るべしといったところだ。

 

5位 立教大学

昨年は不祥事で苦しい一年となったが、前監督が解任され、しばらく監督代行をつとめ

た苦労人コーチが正式に監督就任したことで、悪い伝統から脱却し、全員一丸となって

戦うことが出来るかどうか。旧チームからほとんどメンバーは変わっておらず選手の

経験値は高い。出身高校が全てではないとは言うものの、それでも錚々たる顔ぶれだ。

まともに取り組んでいればそこまで差はないはずだ。

 

6位 東京大学

京大はときおり「あっ」と言わせることがあるが、東大は 稀にはあるけれども

京大ほどではない。それだけ東六のレベルが高いとも言えるが、技量で劣る部分を

頭脳で補って勝ち点1を狙いたい。思い切った奇襲もあっていいのではないか。