リーグ戦日程のほぼ半分を終了し、中間チェック。予想外の展開となっている。
現在の順位と私なりの寸評:
1.同志社大学
なんと ここまで無敗で勝ち点2をゲット。強さはないが、例年と違って粘り強く、
後半のピンチを凌いで、逃げ切る試合が多い。主戦高木はやや荒れ気味ながらも
崩れない。2年の野辺は信頼度を増している。そして何気にリリーフの清川の頑張り
が現在の順位につながっている。欲を出さず、目の前の戦いに集中出来ればひょっと
するかもしれない。なんと言っても第7節の関学戦がヤマ場。
2.関西学院大学
両井、永谷ら下位の4年生が大当たり。投手陣も飯田、林ら新戦力に加えて、昨年
大活躍した坂本がここにきて戦列復帰。次の関大戦で勝ち点をとるようなことが
あれば、いよいよ同志社との大一番になる。いつもは下位の両校が優勝を争うと
なれば、OBの方々も盛り上がるだろう。それはそれで楽しみだ。
3.関西大学
第1節で京大に連敗。次の立命には連勝したものの、引き続き貧打は深刻。
前節で山田、富山にHRが出たことでチーム状況は上向くか。次節は今季絶好調の
同志社、さらにその次は関学が待っている。勢いに飲まれるようなら今期が終わる。
このまま終わるチームではないはずで、打線の復調が待たれる。
4.近畿大学
エース北見は今や関大金丸に次ぐリーグ屈指の好投手。ただ、近大も打線に苦労して
いる。チャンスは作るが決定力にかける。攻守の要、ゲームチェンジャーでもある
勝田の故障の状態はどうか。
5.京都大学
何試合か見たがチームの雰囲気はとても良いと思う。チームで束になってぶつかって
いく姿勢が見て取れる。思ったより投手陣が検討しているが、今節は打線好調の
6.立命館大学
開幕前は強力打線と予想したが、ふたを開ければ思わぬ貧打。昨年からメンバーが
ごっそり入れ替わっていてチームとしての成熟度もまだまだ。竹内主将が一人で重圧を
背負っているように見える。優勝はほぼ無理なので意地を見せて欲しい。