本日11月30日 立憲民主党の代表選挙が行われました。
4人が立候補しているものの総じて知名度が低く、争点も曖昧で盛り上がりに欠けた
選挙戦。9月に行われた自民党総裁選と比べて小粒な印象は否めず
「誰がなっても同じ」
「そもそも誰か知らない」
「人材難」
などとネガティブな評価が大勢を占めていたと思います。
そうした中で今日 決選投票を経て泉健太氏が代表に選出されました。
4人の中では一番まともな人に見えていたので まあ無難に収まったな
という印象です。
この方は私の大学の後輩で立命館大学の出身。
選挙区は京都なので京都人なのかなと思いきや出身は札幌だそうです。
どうりで関西のコッテリ感がなく、逆にさわやかでクリーンなイメージがあります。
立命館の弁論部でかなりの実績をあげていたようですので
さすがにしゃべりは明瞭で、今日の選挙後の挨拶もなかなか堂に入ったものでした。
リベラル色の強い逢坂氏、
そもそも評価に値しない西村氏、
に対してあまりカラーは強くないがバランス感覚に優れてそうな泉氏が
選ばれたというのは立憲の党員やサポーターの皆さんも
冷静な判断をしたように見えますね。
批判ばかりしている政党というイメージはもう懲り懲りといったところでしょうか。
実際 この泉氏は現政調会長として先の総選挙ではテレビの討論番組に出演する
機会もありました。
私も何度か見た記憶があるのですが、高市自民党政調会長と並んで出演していた
番組では、圧倒的存在感を発揮する高市氏と比べるのはかわいそうではありますが
立憲にしては丁寧に正論を語る人という印象を持ちました。
●共産党との関係をどうするのか
●クリーンな印象はあるものの強いリーダーシップがあるようには思えませんが
果たして重鎮達にモノ申せるのか
●この党も自民党に似て左右幅が広いようですので
立ち位置を明確にしないと維新や国民にのまれて益々弱体化、あるいは分裂の
可能性もあると言われています。いっそ分裂して泉グループは国民や維新に
合流した方が良いのでは・・・という声もあるようです。
世間一般にはあまり注目されていませんが
立憲は立憲でそれなりに波乱含みかと思います。
私は立憲自体はどうでもいいと思っていますが、泉さん個人には頑張って欲しい
ものすごく苦労は多いと思いますが、落ちるとこまで落ちた党だと思いますので
解体して立て直すつもりで・・・
人が良さそうに見えますので抱え過ぎずにブレーンを固めて・・・
ひそかに見守りたいと思います。