前回のブログで高校野球名門校の校歌についてとりあげました。
その延長線上で今日は大学校歌について書きたいと思います。
大学スポーツの華と言えば何でしょうか?
まず思いつくのは箱根駅伝ですね。今年も近づいてきました。
私が子供の頃はテレビ中継は無くてラジオで聞いていた記憶があるのですが
丁度私が大学生くらいの頃に生中継が始まったように思います。
それ以来 日テレや読売グループが大切に大切に育ててきたコンテンツで
今や国民的な人気になりましたね。
ここ10年くらいの青学の躍進もさらに人気を押し上げる要因になったと思います。
なんせ原監督の発信力、コメント力はすごいですからね。さすがトップセールスマン
という感じです。今年度は青学と駒澤が2強と言われていますが、これについては
また後日触れてみたいと思います。
ところで 箱根駅伝と双璧を成す大学スポーツの人気コンテンツは・・・
そう、ラグビーです。
そして その黄金カードは・・・
やはり 早明戦 ですね。
今はコロナの影響で人数制限がありますが、
コロナ前の2019年度は
そして年始の大学選手権決勝の早明戦、
いずれも国立競技場がほぼ満席になってました。
そして両校の現役学生やOBなどで
ファンの密度、純度の非常に高い中で歌われた両校の校歌。
両校ともに大学校歌界を代表する名曲。
これはほとんど鳥肌モノですよ。
ファンの方が挙げておられる動画です
https://www.youtube.com/watch?v=mIibOiUkwzU
誇り高く、格調も高く、でもそれでいて耳馴染みがよい早稲田校歌。
実は完全なるオリジナルではなく、OLD YALEという原曲があるそうでして
原曲を聴いてみるとかなりコピーに近いなと感じてしまうのが若干残念ですが
日本一有名な校歌であることは間違いないでしょう。
この校歌を歌いたくて早稲田を目指す受験生が多いのも分かる気がします。
一方の明治校歌は多数の校歌を手掛けた山田耕筰の最高傑作と言っていいでしょう。
専門的なことは分かりませんが、アクセントが前がかりでグイグイ引っ張って
いく感じで 血沸き肉躍る という印象です。
明治OBの阿久悠氏は この校歌に憧れて明治を選んだという
本当かどうか分からないが、本当であっても納得の逸話があります。
ともに長い歴史の中で歌い継がれ、老いも若きも共通の心の支えとして
時代を超えて君臨する・・・と言うとちょっと大袈裟かもしれませんが・・・
やはり聴く者、歌う者の心を束ねる特別な存在であって欲しいと思います。
今回は早明の校歌をピックアップしましたが、それ以外にも
大好きな校歌が沢山ありますので次回に触れたいと思います。
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