【継続は力】 名もなきおじさんの人生後半戦!

生まれて半世紀が過ぎました。人生100年時代も後半戦。名もなき普通のおじさんの今持っている情報と、 これからの新たな学びや発見を気ままに発信します。

#47 【論破ブーム?】二元論を煽るテレビとネット

 

個人の雑記ブログ だから何を書いても良いとは思うけれども、

いくら個人の感想だからと言っても、独自の情報源があるわけではない素人が、軽々に

政治や国際問題を語るのは僭越かなと思い、今では控え目にしようと考えています。

 

ですが、ロシアのウクライナ侵略をめぐる最近の橋下徹の論調は

見るに堪えない、聞くに堪えない。

〇か✕か、100か0かの二元論に持ち込み、他の出演者に論戦を挑み、時に強引に屁理屈をこねて相手を論破しようとする。自分の理論が分が悪い、 あるいは相手が手ごわい時には相手のしゃべりを遮ってほとんど駄々っ子のようにまくし立てる。見ている方はドン引きです。

フジテレビには相当な苦情が上がっていることでしょう。

繰り返し申しておりますが、私はテレビはほぼ見ないので橋下氏が出ている番組をリア

ルタイムで見ることはありませんし、見ようとも思いません。ただ、ネット中心に生き

ていますと、自ずとネット番組やツイッターなどで知ってしまいます。

大阪府知事大阪市長の時には応援していたのですが、この1年くらいでしょうか、

何言ってるか分からない、どこかに飛んで行ってしまったような感じです。もともと

そんなところはありましたが、人の言うことを聞かないふところの狭さが益々際立って

しまってます。相手を言い負かすのが趣味みたいになっていて、自分が言い負かされる

のは認めたくないのですぐムキになって強引な理論を展開し、逆に呆れられる。

最近のテレビ出演でもグレンコ・アンドリー氏、高市早苗氏、櫻井よしこ氏、松川るい

氏らと論戦してましたが全く嚙み合っておらず、たしなめられる始末。もともと応援し

ていた身としてはとても残念ですし、もうこれ以上恥をさらさないで欲しいです。

 

②ネット中心の生活をしていると言いましたが、ネットの世界も何かと対立

構造を生みやすく、言葉巧みで相手を論破する言論人や文化人が重宝されている傾向が

あるように見えます。そしてさらに悲しいことは対立する議論はほぼ例外なくいつまで

経っても噛み合わないということです。あまり具体的な話は控えたいと思いますが、

保守とリベラル、核共有議論、ウクライナ降伏論、アベガー、対中国、対韓国、対アメ  

リカ、ジェンダー議論等、色々な考え方があっていいと思いますが、

結局二元論に落とし込まれ論破合戦になる

論破された(本人達は認めないでしょうが)側は、言論人であればいつしか表舞台から

去るか、恨みの塊になりいつまでも影で文句を言い続ける。政治家なら相手の揚げ足をとって執拗に攻める。 いずれにしてもマウント取り合戦と言ってもいいでしょう。

 

嫌でも情報は飛び込んで来ますし、橋下徹氏もそうですが、影響力のある論客が発する

言葉がやがてはひとつのムーブメントになって、

異なる意見は論破するという非常に寛容性のない世の中になってきたな

と感じる今日この頃です。