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私は生まれも育ちも関西です。関西の人はみんな阪神ファンだと思っていませんか?
そんなことはありません。一定数の巨人ファンはいます。私が子供の頃
は王選手が国民的英雄であり、テレビ中継、漫画等全て巨人中心に回っていました。
私の親はこれまた当時一定数存在した阪急ファン。兄は巨人ファン・・・ということ
で、私は家族に阪神ファンがいなかったことで自然の流れで巨人ファンになりまし
た。ところが90年代に入ってFA制度が始まって以降、巨人の金満体質にだんだんと嫌気
が差し、最後の砦であった松井選手がメジャーに移籍したことでもはや巨
人を応援する理由が無くなったのです。
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当時阪神は90年代の暗黒時代を経て99年から外様の野村監督を招いて改革の種を撒き、
2002年にこちらも外様の星野監督が後を継いで花を咲かせようとしていました。
ぶくぶくに膨れ上がって贅肉だらけの巨人と違って、血を入れ替えて生まれ変わろうと
している阪神に興味が移ったのです。周囲の阪神ファンは「巨人ファンから阪神ファン
に変わるなんて信じられない」と口を揃えて言います。それから20年が経過した今でも
「ほんまに阪神ファンか怪しい」と言われることもあります。
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さて 前置きが長くなりましたが、本題は今年の阪神です。
今日4月12日の中日戦も終盤に逆転されてこれで4連敗。開幕以来1勝13敗1分という
暗黒時代にもなかった悪夢のような逆ロケットスタート。
明日は矢野監督は来るでしょうか?名古屋遠征中だから仕方ないから来るでしょう。
しかし、明後日まで続く中日3連戦で3連敗でもしようものなら金曜日からの甲子園
での巨人戦から休養するんじゃないですかね。いや、むしろ休養した方がいいんじゃな
いかと思いますね。
ひとり矢野監督だけの問題ではありません。フロント、コーチ陣、選手も含めて
昨年中途半端に結果が良かったもんだから「これまでのやり方で良い」という甘えが
あったのは間違いないと思います。会社勤めしていたら分かりますが、これまでと同じ
で良いとするのは停滞でありやがて後退につながります。なのに、コーチ陣は固定で、
メンバーは相変わらずの矢野チルドレン優先、そして意味不明な投手起用・・・
もちろんプロなんだし、個々の力量でそんなに劣っているとは思えませんのでそのうち
勝ち始めるでしょう。ただ、一過性のスランプだとは思えません。ちょっと勝ってまた
連敗・・・という何とも面白くないシーズンになりそうです、このままなら。
何となく見逃されてきた問題点が一気に表面化したといったところでしょう。
今更「優勝」なんて言いません。はっきり言って無理です。ただ、来年に向けてガラッ
と雰囲気を変えるにはさっさと監督交代した方が良いのではと思います。
具体的な問題点については明日以降の結果も踏まえて、あらためて素人おっさんの見解
を書きたいと思います。今日はここまでにします。
最近は負けても悔しいとか残念とかいう感情が湧きません。負けるべくして負けたって
感じです。他チームのファンからすれば可哀想に見られてますよね。