【継続は力】 名もなきおじさんの人生後半戦!

生まれて半世紀が過ぎました。人生100年時代も後半戦。名もなき普通のおじさんの今持っている情報と、 これからの新たな学びや発見を気ままに発信します。

#67 【大学野球】確実な野球をした近大が3季振り優勝 ~ 関西学生野球

 

 

終わってみればさすが近大。

強力投手陣が試合を作り 接戦をしぶとく勝ち進んで3季振り優勝!

健闘が目立った今季の京大ですが 最後は力尽きた感じ。 

 

2022.5.24 関西学生リーグ 最終戦  〇近大 10-1 京大

 

それにしても今季の関西学生リーグは投高打低でした。

大学野球は高校と違って木製バットなのでヒットが出にくく、ミートしたように

見えても打球が伸びず 投手戦になることが多いのですが、

それにしても・・・ 

 

京大が関大、立命から勝ち点を挙げるなど歴史的な活躍をしたり

同志社が久々に優勝目前までいったりそういう意味では盛り上がったのかも知れないが

 

というのも 今リーグ戦の総得点が 177点で1試合あたり4.9点

つまり 2チーム合わせて5点も入っていないんです。3-2 とかロースコアの試合。

ちなみに昨春のリーグ戦の総得点は 280点で1試合あたり7.6点だから

まあ言えば 4-3 とか 5-3 くらいの試合。

点が入った方がスリリングで面白いですよね。

 

各大学とも投手陣はよく頑張ったと言えますが、どこも打線が低調。コロナで練習不足

とかよく聞きますが、他のリーグを見ればいつまでもそんな言い訳は通用しません。

リーグを代表する強打者も不在で力と力の対決というのが見られませんでした。

レベルが落ちているのか・・・ 近大は6月の全日本大学選手権では初戦に勝てば

2回戦で東都リーグ代表の亜細亜大とあたります。関西学生リーグのレベルを知る

試金石となるでしょう。

 

では、昨日の東京六大学に続いて勝手に寸評を書きたいと思います。

 

近大

・久保君、大石君、小寺君など投手陣が充実しているので接戦に強い。

過去の強かった時代を夢見てはダメ。打線が弱いので大学選手権ではロースコアに

持ち込んでしぶとさを見せて欲しいところ。

 

同大

・全12試合で14失点 ちなみに昨春は13試合で43失点 投手陣の健闘はお見事。

あと一歩で優勝を逃した悔しさを秋にどう生かすか! 本気で優勝を目指すなら

意識改革が必要。いや選手たちは悔しいはず、首脳陣が本気にならないと!

 

関大

・定本君、辰巳君ら投手陣が踏ん張れず低迷するなかで 2年生金丸君の活躍が

光った。秋は金丸君を第1戦に使えば勝ちパターンが形成出来るのでは。

・野手は有馬君をはじめ3年生が多く、今春試合経験を積んだことで秋に向けて

伸びしろがあるはず。

 

関学

・以前から思っていたが関学守りのミスが多い。細かいところをもっと精度を

上げないと秋も厳しいのでは。西君、執行君ら投手陣はまずまずの結果を出したが、

打線も守備ももう一つだった。どんなチームを目指しているのか見えないチーム。

 

京大

洛星高校出身の水口君、膳所高校出身の水江君の両エース。紛れもない超進学校

苦労人(?)近田監督がチームに勝つイメージを植え付けている。

 

立命

・全11試合で 14得点28失点。

単純計算すると 1-2で負けているイメージ。あまりにも打てなさすぎ。

スポ推とか抜きにしてレギュラーを一旦白紙にした方が良い。

投手はエース秋山君に続いて長屋君が出てきたのは好材料

 

過去に何度も全日本を優勝している近大ですが1998年以降優勝から遠ざかり、

残念ながら「強豪」と言うより「古豪」のイメージとなっています。

全日本大学選手権の初戦は国立の和歌山大です。

2回戦の亜細亜大戦を前にして負けるわけにはいきませんよ。

 

頑張って下さい。