何か今日は激動の一日でした。
菅総理が今日お昼前に次期総裁選不出馬を表明。
そしたら
一旦出馬を取り下げた下村氏がもう一度意欲をチラつかせてました。
勝ち目があるわけないの分かってるだろうに、記念出馬ですかね。
石破氏は周りの出方を伺いつつ、やや出馬に傾くような思わせぶり・・・
この人いつも ”ぶって” ばかりで言葉も明瞭でなく、一貫性もなく
何が人気があるのかさっぱり意味不明。ただしあの得体の知れない雰囲気が
他の政治家と違って奥深いものを感じさせるのかな。
夕方になって河野氏が出馬を表明。これは親分麻生氏の了承を取り付けたん
でしょうね。好き嫌いがある政治家だと思いますが最近は様々な大臣を歴任
してますので若い人にも知名度は一番でしょう。
さらに夜になって幹事長代行の野田氏も出馬の意欲を表明。
菅-二階ラインが崩れたので動きやすくなったんでしょうが、高市氏への
対抗意識と言うか、指を咥えて見ていられないという思いがあったことでしょう。
調べたらこの2人同い年なんですよ。しかも国会議員としては野田氏が先輩。
今回総裁になれるかどうかはともかく、きっと女性議員のトップランナーは自分だと
内心自負していると思われますので高市に先行を許すわけにはいかない、
この方にはそんな意地とか出世欲みたいなものを感じます。とんだ勘違いですね。
これで、はっきり出馬の意思表明をしているのは
その気がありそうなのが
下村氏、石破氏
ここまでで6人。
明日以降も 出たり、引っ込んだり、色々あることでしょう。
野党はとりあえず今日も菅氏を無責任などと批判していますが 内心は
いじめる対象が不出馬となって真っ青ってとこでしょうね。
私が若い頃自民党が下野して ”お殿様” 細川護熙氏を首相に担ぎ上げた
連立政権が誕生したことがありました。あの頃は、新しい風に対する
期待感みたいなものを感じつつ、でも政策の詳細まではよく分かって
なかった。細川さんはさすがお殿様の血筋だけあってどことなく品格が
あって、APECでクリントン大統領と並んでも結構見劣りしなかったのを
覚えています。でもその実はたかが1年生議員だったので中味がスカスカ
だったようで短命に終わりましたけどね。
あれから30年近く経ちました。
50のおじさんともなるとさすがに見えてくるものがあります。
総裁選の話題 2日連続になりましたがはっきり言って面白いです。
また動きがあれば感想などを綴りたいと思います。