【継続は力】 名もなきおじさんの人生後半戦!

生まれて半世紀が過ぎました。人生100年時代も後半戦。名もなき普通のおじさんの今持っている情報と、 これからの新たな学びや発見を気ままに発信します。

#22 【明治神宮野球大会】大阪桐蔭西谷監督  慶応大学堀井監督に挨拶

現在 明治神宮野球大会神宮球場で開催されています。

 

プロ野球日本シリーズ 今年はヤクルトが出場しているのに

ホームゲームで神宮球場を使わずに東京ドームを使用? なぜ?

 

とお思いの方もおられるかもしれませんが、毎年恒例の明治神宮野球大会

先約として決まっていたからヤクルトがはじき出される形になったのです。

そもそもヤクルトが球場を占有しているわけでも無いので仕方ないところです。

 

明治神宮野球大会について少し触れておきますと、

この大会は高校の部と大学の部があり、

各地方大会を勝ち上がった高校や大学が秋の日本一争います。

 

高校の部では3年生は夏で引退していますので新チームの各地方大会のチャンピオンが

一堂に会しています。

私の住む近畿からは大阪桐蔭、関東は明秀日立、東京は國學院久我山

その他広陵花巻東敦賀気比などが出場しています。

 

大学は4年生が出場できる最後の大会です。

各連盟の秋季リーグ戦チャンピオンがさらに各地方の代表決定戦を戦って

勝ち残ってきたチームで、近畿は佛教大と龍谷大、

シードの東京六大学は慶応、東都は國學院

その他神奈川大、仙台大などが出場しています。

 

高校は大阪桐蔭、大学は慶応が優勝候補とされていますがそれはともかく

今日Youtubeのおすすめにこんなのが上がってきました。

 

神宮球場大阪桐蔭の西谷監督が慶応の堀井監督に挨拶している短い動画でした。

(個人で上げられている動画かと思いますのでリンクは貼りません、ご了承下さい)

 

これは明治神宮野球大会ならでは光景で

今日の第二試合は高校の部で大阪桐蔭が、

第三試合は大学の部で慶応が出場していたので

試合が終わった西谷監督がこれから試合の堀井監督を見つけて挨拶に行ったようです。

 

高校野球ファンには有名な話ですが、大阪桐蔭はその強さやマナーの良さ

だけではなく、進路も超一流で、

近年は六大学や東都、関関同立等の有名大学に多数進学しています。

しかも、高校時代にレギュラーで活躍していた選手だけでなく、控えだった選手も

平等に進路を確保し、大学で花開いたというケースも少なくありません。

西谷監督の手厚い進路指導、そして大学との信頼関係構築。

こうしたちょっとした行動に人間性が表れていると動画を見て改めて感心しました。

まさに名監督と呼ぶに相応しいと思います。

 

慶応には大阪桐蔭4年前のキャプテンで現在は慶応のキャプテンである

福井選手が在籍しています。西谷監督としては教え子を託している者として

堀井監督に挨拶するのは当たり前のことなのでしょう。

 

余談ですが 大阪桐蔭は試合に勝利して校歌を歌ったあとキャプテンと副キャプテンが

相手チームの監督のところに駆け寄ってきて帽子をとって挨拶します。

甲子園では校歌のあとは一斉にアルプスに走り出すのが通常ですので、

ベンチ前までは来ませんが

それでも相手監督の方を向いて帽子をとって頭を下げるのが習慣となっています。

 

昔はもうちょっとやんちゃなチームだったイメージがあるんですけどね。

強くなって、他チームから追われる存在になって、それでも更に強くなるために

技術や体力だけでなく、マナーも模範的になってきたんでしょうね。

 

いやあ 本当に素晴らしい。