【継続は力】 名もなきおじさんの人生後半戦!

生まれて半世紀が過ぎました。人生100年時代も後半戦。名もなき普通のおじさんの今持っている情報と、 これからの新たな学びや発見を気ままに発信します。

#35 【個人的クラシック名曲選】 ”G線上のアリア” ~ J.S.バッハ

f:id:shojin0825:20220207205154j:plain

クラシックなんて音楽の時間に少し聴いた程度でほとんど興味がなかったのに

 

コロナで一人の時間が増えたことで

少しでも有意義に過ごそうと

学生時代の勉強をし直したり、読書したり、ブログを書いたり・・・と

そんな時にBGMとして自然の音やジャズやクラシックなどを小さめに流している

のですが、今更ながらクラシックにはまりつつあります。

とは言え、知ったかぶってクラシックを語るのはあまりにも僭越すぎる

単なるド素人の率直な感想、独り言です。

 

今回書き記したいのは 恐らく多くの人が耳にしたことがあるであろう

 

G線上のアリア です。

 

音楽の父と言われるJ.S.バッハの作品。

誰もが知る後期バロック音楽の巨匠ですので、

私が生半可な知識でわざわざバッハの説明をするまでもないでしょう。

 

彼は教会音楽家だったと言いますから、

扇情的でもなく、激情的でもなく、神秘的で

この作品を聴くと何だか心が浄化されていくような気がします。

ただしそれは安らかとか潤いとかそういう優しいイメージではなく、

 

冷たい風が吹き抜ける草原とか

ピリッとした冬の夜明け前とか

春が来て草木の芽生えとか

はかなさの中にどこか」とした「強さを感じるのです。

 

この曲から得られるのは私にとっては「癒し」ではなく「再生」です。

何故か・・・

人それぞれの感じ方があるのでうまく説明出来ませんが、

偉大なる魂は困難な状況にあっても静かに耐え忍び、生きている証として

必ずや次の一歩を踏み出す、少なくとも私にはそんなイメージが浮かぶのです。

 

ちなみに私は全く知らなかったのですが、この作品は

有名なアニメ作品新世紀エヴァンゲリオンにも引用されたそうです。

そのせいでどことなく耳馴染みがあったのかもしれませんね。

どんな場面で使用されたかは知りませんが、言葉は無くても音楽だけで

何かを語ろうとする、そんな場面だったのではないかと勝手に想像します。

 

それにしても この作品が作曲されたのは 1717年~23年頃。

300年の時を経て現代に生きる者どもの心に訴えかける力がある。

安っぽい表現ですが ほんとに凄いことです。

 

 なおリンクは貼りませんがYouTubeで沢山のクラシック関連のチャンネルが

ありますので是非聴いてみてください。

 

また、ご紹介したい作品があれば投稿したいと思います。