選抜高校野球 3/18今日開幕の予定でしたが本振りの雨。あいにく雨天順延となりました。
明日も天気予報は良くないですが、雨は降らなさそうなので恐らく開幕出来そうです。
以前のブログにも書きましたが、私は大学野球も高校と同じくらい好きで定期的に
京都のわかさスタジアムに通っています。でも毎度毎度わかさスタジアムのスタンドは
空席が目立ち、甲子園はおろか、高校野球の地方大会と比べても盛り上がりに欠けてい
る気がするのはとても残念です。
でも、同じ野球なのにどこが違うんでしょう・・・
甲子園は別格なのと、大学野球でも神宮球場で行われる東京六大学野球だけはそこそこ
集客力があるので除外して、高校野球の夏の都道府県大会と大学野球春と秋のリーグ戦
をイメージして独断と偏見で比較したいと思います。
◆大学野球の良いところ
①観客が少ない分選手との距離が近く、甲子園で活躍した有名選手が間近で見られる
こともしばしば。近くで見ると普通の若者だなあと感じる。(当たり前だが)
②観客が少ないのは良し悪しで、足を伸ばしてゆったり観戦出来る。
③これも当たり前だが、高校より野球の質が高く見ごたえがある。特に野手の守備範囲
や肩の強さはさすが。
④チケット販売、パンフレット販売、誘導、記録、放送等基本的に学生による運営が
行なわれていて好感度高い。
⑤応援団のエール交換、ブラスバンドやチアの華やかさが心地良い。
◆大学野球の残念なところ
①基本的にリーグ戦のため高校野球のような「負ければ終わり」の必死さがない。
②高校野球に比べてキビキビしていない。
③木製バットは芯の部分が狭いため投手有利で打撃戦が少ない。金属バットの高校野球
の方が点の取り合いでスリリングな展開になりやすい。
④高校生の方が選手の急成長や、チームの大変身が起こりやすい。その結果、予想外の
結果になることが多い。
⑤高校野球と違って地元意識が希薄なので一般の方は関心がない。盛り上がるのは
学校関係者や私のようなマニアだけ。
私が応援している関西学生リーグは昨春は関学、昨秋は関大が優勝。
今年の関学は大エース黒原君が抜けた穴をどう埋められるかがポイントですね。新たな
戦力の台頭が待たれます。関大は例年選手層が厚く、野口君、久保田君という主力が抜
けても上神君、有馬君がカバーして今年も強そう。我が母校立命は今年はちょっと小粒
かなという印象ですがエース秋山君の頑張りに期待です。逆に昨季不振だった近大です
が、大石君、久保君の2枚看板で着実に勝ち点を稼ぎそうで優勝候補の筆頭かと見てい
ます。同志社、京大もそれほど差はないと思うので混戦を期待です。
ところで大学野球と言えば 慶応の清原君にもふれておきたいと思います。
小学生の時は少年野球をやっていたが、中学はバレー、高校はアメフトをやっていたと
いうことでアスリートとしては素晴らしい素質があったんだろうと思いますが、
野球に関しては長らくブランクがあり、昨年の慶応入学時には常識的にみて
さすがに厳しいのではないか・・・という声が多かったように思います。
そんな清原君の現在地ですが、野球部のHPでオープン戦の結果などを見てみますと、
まだBチーム(2軍ですね)のようですがそれでもクリーンアップを打っているようで
新2年生の中では少し抜けた存在になりつつあるようです。早ければ今春のリーグ戦
デビューもあるかもです。
楽しみですね、ひき続き注目したいと思います。